大学生活は自由と新しい責任が始まる時期。ワキガを抱えながら、コンビニ、パン工場、カフェでのアルバイトを並行して行う私の日常は、独特の工夫が必要でした。
アルバイトでのワキガ対策 (約500文字)
コンビニでの工夫
コンビニでは、制汗剤をこまめに使用し、清潔な制服を保つことを心がけました。休憩が限られているため、トイレ休憩を利用して、脇の清潔を保つよう努めました。
パン工場の深夜ライン作業
自分がいた部署の工場内は温度が高く、汗をかきやすい環境でした。薄手のインナーを着用し、作業の合間に汗を拭く時間を作りました。
接客業ではないので人と接する機会は少なかったため比較的気にならずに作業できていました。
カフェでの接客
カフェでは、お客様と直接接するため、体臭への配慮が特に重要でした。
香りの強くない制汗剤、汗脇パッドを選び、作業服は常に清潔に保つようにしました。また、こまめに手洗いし、清潔感を保つ努力をしました。
一人暮らしでの自立と自己管理 (約500文字)
一人暮らしを始めてからは、自己管理がより重要になりました。自分の部屋で自由に過ごせる反面、ワキガ対策も全て自分の責任です。部屋は常に換気を心がけ、定期的な掃除と洗濯で清潔な環境を維持しました。また、食生活にも気を配り、刺激物の少ないバランスの良い食事を心がけています。
バイト先での社交とワキガの受け入れ (約500文字)
アルバイト先での人間関係は、ワキガを持つ私にとっては常に気がかりでした。しかし、徐々に自分の体臭に対する意識を誤魔化し、人との距離を適切に保ちつつ、友人関係を築くことができました。実際、バイト先での友人からは、気付かれていたかもしれませんが、自分のワキガについて特に指摘されることはありませんでした。
大学生としての自由な生活と、複数のアルバイトでの責任を両立させる中で、ワキガとの向き合い方も成熟してきました。
しかし、まだ自分がワキガという事実を受け入れられず、他人からも陰で言われているんじゃないかという不安に駆られる日々は続きました。
ただ、一人暮らしでの自立と、バイト先でのワキガ対策の両立は、私にとって大きな成長の機会となりました。
これらの経験から、ワキガを持つ自分を受け入れ、それに対処する方法を見つけることができたのです。
この過程は、自分自身の新しい側面を発見し、より自信を持って生きるための一歩となりました。